【RugbyHub】メンバーの素顔にフォーカスを当てるインタビュー企画「Member Interview」。

 今回は特別編として、オンラインコミュニティRugbyHubの代表である岸岡智樹選手にお話を伺いました!
オンラインコミュニティとして4周年を迎えるRugbyHub。これまでの歩みと、これからについて語っていただきました。


ーRugbyHubを始めたきっかけはなんですか?
    もともと大学時代から、地域による情報や環境の格差、花園で感じた競技力の差に課題意識を持っていました。コロナ禍で対面の価値を改めて実感したことが大きなきっかけです。

    そこでまずは、移動型のラグビー教室を始めました。大学4年生の時にニュージーランドに行き、誰もが良い環境でラグビー教育を受けられる姿に感銘を受けたことも大きな原体験になっています。

    日本に戻ってからラグビー教室を通じて約1,000人と関わる中で、単発イベントという年1回の2時間だけの機会だけでは限界があると感じるようになりました。合宿なども試行錯誤実施する中で、継続的な関係づくりの必要性を強く実感しました。

    そこで、オフラインだけでなくその後の364日をオンラインで継続的な接点を持てないかと考えました。さらに一対一ではなく一対複数という形で、学校のようでありながら一つのコミュニティになるような場を作りたいと考え、RugbyHubを始めました。

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ーラグハブに参加する子どもたちから影響を受けたことはありますか?
    あります。本当に多くの影響を受けています。

    年代の違う子どもたちへのアプローチ方法の違いはもちろんですが、言葉の捉え方についても気づかされることが多いです。「この言葉はこういうふうに伝わるんだ」「自分の意図とは違って受け取られているな」と感じる場面もあります。

    そもそも、自分自身が言葉の意味や定義を深く理解できていなかったと気づかされることもあり、接する中で日々学ばせてもらっています。


ー参加する子どもたちの成長を感じる瞬間を教えてください。
    一番多くみられるのが、これまで自分から手を挙げられなかった子が、自発的に手を挙げるようになった瞬間です。
    RugbyHubの考えとして自分の意見を言わずに終わってしまうことは、失敗する機会も逃していることだと思っています。そういう意味で、自らバッターボックスに立つ機会を増やそうとする子どもたちが増えていると感じます。

    もう一つは、普段から積極的に発言している子が、周りに配慮できるようになっていることです。
    例えば「自分を当ててください!」と言っていた子が、「さっき発言したから次は他の人に」と周りを見て行動する場面があります。所属しているチームではリーダーでも、ラグハブでは一歩引くこともある。
    そうした状況に応じて立ち居振る舞いを変えられることは、社会性という面でも非常に大きな成長だと感じています。

RugbyHubのモットーである人間的成長を感じる一例を挙げていただきました。全国から様々な個性を持つメンバーが集まるからこそ得られる新しい視点です。


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ーRugbyHubでの活動を通して子どもたちに学んでもらいたいことはありますか?
    僕個人として特定の「これを学んでほしい」というものはありません。
    このコミュニティでの学びはラグビーと同じで、正解は一つではないと思っています。そのため、このコミュニティのゴールを何か一つに定めているわけではありません。

    RugbyHubの価値は、一対複数という環境にあります。住んでいる地域や学年の異なるメンバーが集まり、それぞれの意見に触れながら、自分なりに吸収し、また発信していく。その連鎖が生まれる場でありたいと思っています。

    今は、自分が何を学んでいるのかをはっきり理解できていなくても構いません。ただ、将来的に「ここでの経験が繋がっていた」と感じてもらえたら嬉しいです。
    そうした想いも含めて、「人間的成長」というテーマを掲げています。


次回は、RugbyHubの今後についてのインタビューを4月16日に公開予定です。
 岸岡智樹選手が描くビジョンにも、ぜひご注目ください。